秋田書店はインターンシップを行っていません。しかし初めての取り組みとして2022年から大学生数人にアルバイトに来てもらうことにしました。仕事の内容はデータの整理や郵便物の梱包など編集部員のお手伝いがメイン。普段見ることができない漫画や雑誌づくりの過程を知るにはよい機会です。
※現在公募はしていません。社員の紹介のみとなります。
まずは当社採用サイトをよく読んで業務内容や働き方を研究してみてください。あなたは秋田書店でどんな仕事をしたいのか…イメージできたら大丈夫。マイナビからエントリーした後、やりとりのすべてはマイページで行うことになります。
当社は他社と比較しても提出期限を遅めに設定しています。慌てずに自らの力で考え就職活動を行ってほしいからです。届いた書類は経験豊富な社員たちが時間をかけてじっくり読み込んで評価していきます。
作文のポイント個人面接なので、あなたの考えをしっかり伝えることができます。大学生活でなにを学んできたか、サークル活動やアルバイトについての質問にマニュアル通りではない言葉でしっかり答えてみてください。採用サイトに登場した編集長が面接する場合もあります。もちろん漫画に関する質問もあるので予習が必須です。
第4次面接、これが最終です。緊張しないで臨みましょう。合格すればついに内々定。意思確認を挟んで食事会などが開かれ、若手社員と接する機会もあります。あとは入社を待つばかり。毎年内定した皆が「今から働くのが楽しみ」と言ってくれます。あなたはどうですか?
Webでの応募が当たり前の就活において、当社は手書きの履歴書と作文の提出を皆さんに求めています。用紙を出力して、写真を貼り付けて、ペンで作文を書く…。正直に言えば面倒ですよね。しかし「社員インタビュー」を読んでもらえればわかるように、福田は級数表とペンを使い文字の指定をします。津田は定規とカッターでカバーの見本を切っています。漫画の読み方がこれからもっと変わっていっても、根底には出版に関わる人たちの労をいとわない姿勢、日々の小さな工夫が隠れているのです。手書き文字の作文を封筒に入れて応募することが面倒どころか少しだけ楽しいと思えたあなたは、もう第一歩を踏み出しているのかもしれません。
課題作文は論文ではないし、プレゼンの資料でもありません。当社は漫画を出版している会社です。読者に楽しんでもらうことを目的として全社員が働いています。そうであれば、たとえそれが就活用の作文であったとしても読み手を楽しませる工夫があるべきではないでしょうか。「楽しむ」といっても、そこには喜び、悲しみ、笑い、切なさ…様々な感情がありますよね。大切なのは読み手の心を動かすこと。
あなたにしか書けない文章は無限大にあるはずです。
入社した先輩が提出した課題作文の内容
・扱いにくい年下の高校生と小さなきっかけで親しくなった話。そして彼がくれた最高に嬉しい一言。
・アルバイト先で社員から任された仕事をなんとかやり遂げたら、さらなる難題が舞い込んだ話。
・コマとコマの間にある時間と現代社会についての考察。
※これらにはすべて漫画のエピソードが含まれています。