入社してどうですか?
期待の若手社員たちによる座談会。就活に役立つ情報も満載です!

編集担当M.T.
ヤングチャンピオン編集部
2025年入社
Web漫画の盛り上がりやそこからプロデビューする作家さんを見る中で、まだ見つかっていない才能を世に届けたいと感じて秋田書店に入社。ヤンチャンで7作品とグラビア系の業務を担当。

海外事業担当W.S.
海外事業部
2025年入社
本が好きで書店でアルバイトをしていたこともあり、書籍に関わる仕事がしたいと秋田書店を志望する。現在は海外事業部で東南アジアを除く全地域の監修業務を担当している。

編集担当Y.N.
週刊少年チャンピオン編集部
2024年入社
漫画好きだった父親の影響を受けて漫画の編集者を目指す。現在は週刊少年チャンピオン編集部で『僕の心のヤバイやつ』『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』『ヤンキーJKクズハナちゃん』を担当中。

販売担当H.S.
販売部
2023年入社
子どもの頃から本や漫画だけではなく、それを置いている本屋さんが好きで出版業界に興味を持つ。現在は、販売部でコミックスの流通と拡販にまつわる業務を担当している。
01
漫画って共通の話題になりやすいですよね。「この本読んだ?」というとカロリー高いけど、「この漫画読んだ?」というとコミュニケーションツールになったなって。交友関係の広がりをつくってくれたのが漫画でしたね。
わかります、思春期くらいになると「俺はこんな面白い漫画知っているぞ」ってなんか優越感みたいなものに移り変わっていったりして。そんな作品が秋田書店には多かったですよね。
「こいつら、これを読まずに大人になっていくんだな」みたいな(笑)。本屋さんの端っこにある本とか買っちゃうんだよね。

マイナーな中でもちゃんと売れている作品は多いですよね。入社してから作品の売上とか部数とかいろいろ知れてめっちゃ面白いです。僕データ系オタクなので。
確かに共通の話題になるってその通りです。海外出版社の方が秋田書店に来てくださった時に、片言で「入間くんラブです」と言ってくださったんですよ。本当に共通言語になりうるなと思っています。
親子三世代で一緒に読めて共有できるのも漫画の魅力ですよね。私も『ブラック・ジャック』を父から教えてもらいましたが、最初は難しくてわからなかったけど歳を重ねるごとに面白さを感じるようになりました。ちなみに秋田書店に内定もらった時は自分よりも父のほうが喜んでいましたね。「あの『ドカベン』の秋田書店か!」って。

うちの両親も喜んでいました。両親は漫画が好きなのに僕には漫画を買ってくれなかったんですよ。だから、父が隠し持っていた『浦安鉄筋家族』『グラップラー刃牙』『シャカリキ!』とか、母の持っていた『王家の紋章』をコソコソと読んでいました。
「うちの息子には漫画は読ませたくない」って思っていたんだ(笑)
就活は出版社しか受けていなかったので、「全落ちするんじゃないか」って両親からは心配されていました。内定もらった時はかなり喜んでくれたので良かったです。

うちの親は出版社とか関係なくて単純に仕事が決まってほっとしていた。ただ、その報告をした後に『しあわせは食べて寝て待て』を母親が買って読んでいたけど。
やっぱり気になったんですね、やさしい。

02
そういえば就活の時にスーツをオーダーしたんですよ。その時に店員さんが「最近はぴったり系のほうがいいですよ」とおすすめされて買ったんだけど、面接に行く途中にズボンの内ももの部分がバリって破けちゃったんです。
バリって音がするんだ…
やっぱ男性もオシャレって大変なんですね。

まだ時間に余裕があったので一回家に帰って着替えて面接に行って。結果的には内定もらえたから良かったですけどね。
きっと身代わりになって厄を払ってくれたんですよ。
そうね、そのまま面接会場に向かっていたら事故に遭っていたかもしれない。

出版社を受けている人って、最終面接まで進むとなんか見知った顔がどんどん増えてきますよね。 秋田書店に入社した時、同期の中に「なんか見た顔の人がいるな」と思って話しかけてみたら某出版社の面接を一緒に受けていた子だったんです。しかも同じグループで一緒に面接していました。
二人ともその出版社から内定もらって、それで秋田書店を選んだの?
二人とも秋田書店しか受からなかったです(笑)

私は秋田書店の一次面接前に風邪をひいてしまい、当日はほとんど声が出ませんでした。自己紹介の時にも「声は出ませんが、ボディランゲージで頑張ります!」とお伝えして、実際に漫画の話になった時に本をペラペラめくる仕草をしたんです。そしたら入社した後に先輩から「その時、紙をペラペラめくる表現が刺さったんじゃない?スマホで電子書籍を読んでいる仕草をしていたら受からなかったよ」と言われました(笑)。
確かにそうかも(笑)

あと、二次面接では私一人だったので、緊張しすぎて右足をつってしまったんです。痛みを抱えながらも我慢して面接を終えましたが、部屋を出た瞬間に歩けなくなっちゃって。先輩が受付していたのですが、「お昼休憩中なので誰も来ないし、休んでいったら?」と優しく声かけてくださったのを覚えています。「大丈夫です」と足を引きずりながら何とか帰りましたけど…。
面接会場から出てきた人が歩けないくらい足をひきずっていたら、「いったい中で何が行われたんだ?」って絶対に気になるよね(笑)

面接官に右足折られたんじゃないかとか?(笑)
「お前、こんなものも耐えられないのか!」って(笑)
「ローキックに耐えられた人間だけ入ってるんだ、うちの会社は」って(笑)
僕はお笑いサークル出身なんですが、最終の役員面接ではその話題にならなかったんですよ。で、最後に役員の方から「何か言い残したことありますか?」という質問があって、「本当にこの会社に入社したいと考えています」と伝えたら、ふふんと鼻で笑われて、「いやいや違うでしょ、お笑いサークル出身なんだからギャグやるでしょ」みたいな感じで、「マジか!?」って。で、席を立ってネタをしたら、まるで笑いはなくなぜか拍手されました。

(爆笑)
「やばい、これは落ちた」と思って大急ぎで退出したのを覚えています。あと、面接ではもう一つエピソードがありまして、一次面接でお笑いサークルのことに一切触れない面接官がいて、普通の話をしてすぐに面接が終わってしまったんです。今その時の面接官が隣のデスクに座っているので、その時のことを聞いてみたら、「真面目な話ができるか試していた」と教えてくださいました。面接で真面目そうな雰囲気が出せて本当に良かったです。

03
僕は1年目で大先輩二人から作品の担当を引き継ぎました。「コミックス2本を同時にこなすのは新人にとって致死量の仕事量」と教えてもらっていたのですが、それぞれの先輩方が抱えている業務量はその致死量を大幅に超えていて、なんと4本。案の定、僕は入稿スケジュールの管理で優先順位を間違え、コミックス製作に関わる方々に迷惑をかけてしまうことが多かったです。でも、「初めてだからね」と周りの人はとても優しく教えてくれて、挽回するためになんとか毎週の校了に食らいつけています。今も完全にミスがなくなったわけではないのでもっと慣れていきたいです。
私は、拡販の部材について50,000部発注すべきものを5,000部しか発注していなかったことがありました。気づいた瞬間はマジで焦りすぎて、「漫画に出てくる若手のダメキャラみたいだな」って逆に客観的になっちゃって。
ベタなキャラですね(笑)

結果的には周りの助けを受けながら再生産の依頼と納期の後ろ倒しで何とかなって良かったですけど。ただ、下手したら信用を損ねてしまうようなミスでした。
叱る人とかほとんど見ないですよね。「ミスについて怒鳴ったりキレたりしても何も変わらないから、まずは仕事を覚えるためにちゃんと教えるよ」という人がとても多い気がします。
私は今やっている海外翻訳本の監修業務を初めて担当した時に、一巻だったこともあってあらすじや著者のプロフィールを丁寧に確認していたのですが、海外出版社の方と話がうまく通じなくて時間がかかってしまい、当初の期日に間に合わないということがありました。「私のせいで出版延期になったらどうしよう」と途中で挫けそうになりましたが、結果的に海外から本が届いた時は逆に感動しました。

私は、会社の引っ越し作業の時にケータイをなくしちゃったんです。みんなで古紙を捨てる日がありましたが、気づいたら自分のケータイがない。ケータイを鳴らしたりゴミを片っ端から漁ってみましたが、それでも見つからなかったんです。先輩から「GPSの機能で所在地がわかるぞ」と教えてもらい、パソコンでチェックしたらみんなが私の後ろに集まってきて。そしたら埼玉県にある古紙回収業者さんが画面に映し出されたとたん、「おいおい、埼玉にあるぞ」ってみんなが一斉に笑い出して。
おー。
その後どうされたんですか?

すぐに業者さんに連絡してくださって、「次の日の朝に作業が始まるのでそれまでなら探してもいいですよ」と話をつけてくれました。で、翌朝はなんと編集長や副編集長をはじめ編集部の方々が一緒に探してくれたんです。さらに資材部の部長もいらっしゃって。
埼玉まで?
そう、現地に行ってみると古紙が山積み。すでに電源の残量もギリギリだったので鳴らなかったら終わりだし、鳴っても30分がリミット。 それをみんなで古紙の山に乗って耳を澄ませながらケータイが鳴るか試したところ、古紙の束の中から音がしてようやく見つかったんです。

おおっ!すごい!
見つかった時は大歓声があがりました。その様子を動画にも撮られていて、今見るとワールドカップの優勝シーンみたいで恥ずかしいです。
でも見つかって本当に良かったですね、いい話です。

04
私はやっぱり作家さんって本当にすごいなって思います。それはもういつもどんな作家さんでも思いますね。
作家さんはマジですごいです! 打ち合わせで最近あった話とかするじゃないですか。すると「今日はこれぐらいで」みたいな感じで終わるんです。「こんな雑談でいいのかな?」 と思っていたら、その話題がしっかりネームで描かれていました。最近食べたものとか、面白かったこととか、つまらなかった映画とか、自分の昔話とか、そんな話をうまく発展させられる作家さんってすごいなと思います。
私も作家さんとの打ち合わせで自分の恋愛の失敗談とかを話すことがありますが、逆に幸せな物語にしてくだったりして、自分の失敗話がこうやってキャラクターたちの幸せにつながっていくんだと思うと本当にうれしい。さらに、「ここキスさせたいね」とか話していたのに、実際にネームを見るとキスしてないんです。だけどそっちの展開のほうが絶対に面白いと思えて、「やっぱり漫画って天才が描いているんだな」と感じます。

そういった先生方によって我々の仕事が成り立っているよね。あと、編集にもすごい人いますよ。数えきれないほど担当を持っている方とか、明らかに一人で仕事をしているように見えない。そういう方って連絡すると返事も早かったりしますね。たぶんきっと一人じゃなくて、三人くらい影武者がいて仕事を回しているんだろうなって(笑)
います、います。返信はめちゃ早いし、しかも帰るのもめちゃ早いです。「こんなに業務量を抱えているのに、なんで仕事が終わるんだろう?」っていつも思います。
在宅の影武者かな??

そうです、きっといます。
本人は会社に来て、影武者が家で仕事しているかも。
ちなみに海外事業部が何をしているか会社の中でも知っている人が少なくて、言ってしまうと私たち自体が影武者かも。実際に配属されて仕事を見ていると、海外の出版会社との契約まで全部やるし、販売促進もしていますし。さらに出版前の素材データの受け渡しもしています。いろんな部署がやることを一人でこなしながら全世界を4〜5人で分担していますので、本当に尊敬の念しかありません。 海外出張で同行した先輩方は、普段会社では見たことのないビジネスな顔をしてかっこよかったです。こうやって話が広がって世界にコンテンツが広まっていくのかなと肌で感じました。

05
私は推し活です。今まで夢中になれたものがなくて本当にやってみたいです。うちの作品を好きになってくださる方に対して「どんなアプローチをしたらいいのだろう」「特典は何が欲しいだろう」と考えても、自分の感覚からは出てこないんですよ。もし、推し活ができたら何か変われるかもしれないというか、羨ましさもありますし、満たされるものがあるというのは素敵なことだなと思っていて。
ちなみに、最近気になっているものは?
今、二子山部屋のYouTubeを見始めているんだけど、立会いのいい力士がいて「この立会いはいいな」って…。

あー、相撲の推し活!
いやいや、そもそも相撲が好きなだけであって後援会に入るわけじゃないし。「その人の相撲が面白い」というだけで、その力士の写真を見て自分が満たされるわけじゃない(笑)。
私はホノルルマラソンに参加したいです。担当させていただいている先生がランニングを始められて私も影響されて走り始めましたが、「せっかくならマラソン大会に出ましょう」と言っても断られちゃいました。でもホノルルマラソンならいいかもと言ってくださったので、もう一人の担当と一緒にホノルル出張したいです。

私は、この前飲み会に参加した時にテコンドーをやっている方がいて、その話を聞いてテコンドーかキックボクシングをやりたいです。 なんか、蹴りたいです!
面接の時に蹴られたから?(笑)
いやいや、最近足を動かす機会がないので。今、格闘技とかを見たりして、「あの苦しみはどんな感じなのかな」ってちょっと興味があります。

僕は筋トレしたいですね、最近めっちゃ太ったので。会社にいる時はあんまりご飯食べないんですけど、会社退勤して 10時ぐらいになか卯で特盛りとか食べちゃいます。
そりゃ太るねー。
あ、でも推し活に関しては僕も共感できます。好きなものはいっぱいあるけど、そこまで突き詰めてられていないなってもどかしさがありまして。周りには推し活している先輩が多いんですよ。だから、そういうのを増やしていきたいというか。

なか卯の推し活じゃダメなの?(笑)
サーモン丼の解禁日に行きましたよ。めっちゃ美味しかったです(笑)

