プロモーション
施策を考え、
面白い作品を
世間に広げる。

キャンペーンを利用して
作品の読者層を広げていく
「期間限定セールで◯話が無料」や「先行配信作品」など、電子書店では書籍の売上を伸ばすために様々なキャンペーンを打ち出しています。私はこのようなキャンペーンを含めた電子書籍に関する窓口を担当しており、書店さんから施策をご提案いただいた際は内容を精査したうえで当該作品の担当編集者に確認し、承諾されると電子書店さんとの間で調整を行います。また、逆にこちらから電子書店さんに推したい作品をキャンペーンに採用してもらうよう働きかけることもあります。秋田書店が発行する電子コミックの売上を伸ばすために売上データを毎月分析し、各書店さんが得意とするジャンルなどと照らし合わせながら、どの書店でどんな施策を行うと販売数が最大化するか日々思案しています。

どのようにしたら売れるか
模索を繰り返す日々
コロナ禍の巣ごもりによって電子書籍の販売数は飛躍的に伸びましたが、今は踊り場に来ていると感じています。そのためキャンペーンも複雑かつ大量になっており、特に作品がメディア化するタイミングは施策が立て込みます。大小すべての電子書店さんを合わせるとキャンペーンを実施するタイトルは秋田書店だけでも毎月500本ほど。日々取り扱う作品数や業務量が増えていく中で、どのように効率的に進められるかが自分の課題です。また、書店さんによっては一部ユーザーのみ使用可能なクーポンや全巻無料など新たな施策を次々と打ち出していますので常に内容をアップデートすることも意識しています。書店さんごとに行われる毎月の定例会では売上報告があり、結果に一喜一憂しながらも「予想に反して売れた・売れなかった要因は何か」など、自分なりに仮説を立てながら検証しています。

作品の魅力を多くの人に
知ってもらいたい
売上データばかりではなく、秋田書店が手掛けている作品の魅力を伝えられるよう連載作品には目を通すようにしています。以前、1巻の売上が伸び悩んでいる作品について電子書店さんに猛プッシュしたところ書影露出やキーワード検索を勝ち取ることができ、担当編集者からうれしい言葉をいただいたのは今でも印象に残っています。また、電子書店さんとの定例会の中で、私たちが推した『今朝も揺られてます』というラブコメ作品を書店で露出してもらったところ直後に発売した新刊の売上がかなり伸びたときもうれしかったです。もちろん作品そのものの魅力によるところが大きいのですが、自分が「面白い」と感じた作品を、読者の方々にも共感してもらえるのはとてもやりがいを感じます。

連載作品だけではなく
旧作にも光を当てていきたい
上長を見ていると作品を売るためにどのような施策や取り組みをすればいいか判断し、実際に結果を残しています。例えば、1970年代にプリンセスで連載していた『悪魔(デーモス)の花嫁』という作品がありますが、こちらも上長が仕掛けて電子書籍でリバイバルヒットしました。作品そのものを見る目はもちろんのこと各ストアの特徴も熟知されており、日頃からWin-Winの関係を築かれていて本当に学ぶところが多いです。秋田書店が発行するタイトルは4,000ほど。今後は連載作品だけではなく、完結した素敵な作品についても読者の方々に知ってもらい、電子コミックを売るためにどのような施策や取り組みが効果的か実績をもって考えられる人間になるのが目標です。そしていつか編集者となって作品を見る目も養っていきたいです。
私の仕事道具
カルエゴ先生のぬいぐるみ
机の上にお気に入りのカルエゴ先生のぬいぐるみを置いています。電子書店さんとのオンライン会議にも一緒に参加してもらうなど、ほぼデスクワークの私に癒しを与えてくれる存在です。もともと販売部の先輩が持っていたもので、一緒にランチした時に「かわいいですね」と言ったら「あげるよ」といただきました。これは発売前のサンプル品で、実際に発売されたものとは少しばかり違うところがあるらしいです。コーヒーの染みなど、ちょっと汚れているのも愛らしいです。


