秋田書店の事業内容を3つの視点からご紹介します。

作家さんを始め、多くの人々の協力を得て秋田書店は出版事業に取り組んでいます。

  • 1本を作る

    本を作る

    漫画家さんが情熱を傾けて書き上げた原稿を預かり、本にする。そのために編集者は細かく地味な仕事を繰り返します。漫画家さんとの打ち合わせだけではなく、セリフの大きさやフォントの指定、出稿物のチェック、読者からの問い合わせに対応…もちろん雑用も多数です。編集長の最終判断を経て、ようやく本になる下地ができあがりますが、これで終わりではありません。その後の製版や印刷といった取引先の優れた技術があって、ようやく1冊の本ができあがるのです。

  • 2本を届ける

    本を届ける

    できあがった本は流通ルートに乗り、書店さんに届けられます。しかしそれだけで本は買ってもらえるでしょうか。本の種類が激増した現在の出版界において、書店さんの店頭に、しかも顧客の目に留まりやすい場所に並べてもらうには当然競争を勝ち抜かなくてはなりません。そのために販売部員たちはその本の魅力を伝えるべく日々店頭に足を運び、交渉を繰り返します。そのほか販促物を作り、発送作業を行うなど彼らの対応力が発揮された結果、本は読者のもとに届くのです。

  • 3本を広める

    本を広める

    より多くの読者に秋田書店の本を届けるためにどうすればいいか? 店頭以外での販促、宣伝活動も大切です。たとえば電子書籍のweb広告。印象的なシーンを集めて、読者の購買意欲を高めるよう工夫されていますが、電子書店さんと共に企画、調整するのは電子書籍課です。そのほかイベントやSNSを通して読者との接点を模索する宣伝部。日本以外への販路拡大のために交渉を行う海外版権課など。本の魅力を広く伝えるために、ひとつひとつの仕事が重要な役割を果たしています。

仕事相関図