本当に愚形ですか?

このサイトを閲覧している皆さん、麻雀はお好きですか?
私はとても好きです。和了れると思ったときは和了れず。数字上分が悪い方が勝ったり。
裏ドラが大量に乗ったり。考えながら選択したことが全然うまくいかない。
そこで一喜一憂する。こんな気まぐれさが麻雀の醍醐味の1つだと思います。
この場当たり感、少し面接と似ていませんか?

時は遡り約1年前———。大学4年生の6月、同世代の就職内定率が8割を超え始めた頃。
2割弱側だった私は、戦意を喪失していました。色んなサイトをみながら書いたES。
何度も擦り倒した自己PR。そしてたまに来るキラーパス。
「すべらない話をしてみてください」「渾身の一発ギャグとかある?」etc.
正直イライラしていました。結果がでずにカロリーだけが削られていく日々。
事実、秋田書店の面接で就職活動に一区切りをつけるつもりでした。

そして迎えた最後の一次面接。
繰り返してきた自己紹介と自己PR。事前にESに記入していた趣味の話。
“体感”そこそこの手応えを感じながら面接は進んでいき、“面接で話せるネタ”を出し尽くした後———
飛び込んできた「他に何か好きなこととかある?」という質問。

さて前述したように、私は麻雀が好きで、学生時代は週2で徹マンをしていました。
ただ、面接では頑なに話題に出すことはしていませんでした。
その理由は、就活サイトに太字&赤字で記載されていた
「趣味にギャンブルを挙げるのは印象が悪いので避けよう!」の一文。
ただ、自分にとっては最後の面接。
来年以降につなげるためにも思い切って話してみました。
「実は…麻雀が好きです。週2で徹夜するぐらいには、好きです。」
私がそう答えた後、面接官のお二人が口をそろえて放った言葉。
「もったいないから書いといてくれよ!」

内定へ近づくため、使えないと思い切り捨てた「麻雀」。
そして選んだ当たり障りのない話題。
付け焼き刃のデータに基づく選択が大いに裏目った瞬間だったのだと思います。
弊社では「就活での常識」という皮を分厚く被った小童に、メスを入れるプロのお医者さんが面接を担当しています。
またそのお医者さんたちは、みなさんの提供した素材を最大化するための積み込み、送り込みを惜しまないオヒキでもあります。
就活攻略情報に騙されず、NGを設定せず、1番好きなことを話題にできれば、
きっとそれが1番「和了」に近い選択になると思います。

いつか一緒に卓を囲める日を楽しみにしております!

N.T. 2024年4月 入社
同年6月 週刊少年チャンピオン編集部 配属
千葉県出身。自身の本棚を見たときに秋田書店の漫画が多かったことからエントリー。
学生時代はマクドナルドのクルー兼、雀荘のメンバーとして生活。