新しいことをやめない
「電子書籍は新しいもの」と言われ始めてから10年以上がたちました。
現在ではマンガ業界にはなくてはならない存在となり、「新しいもの」から「当たり前のもの」になりました。
その中で私のような電子書籍営業の専門家というポジションも生まれました。
私は出版社に所属していながらマンガが描かれる現場を見たことがなく、作家さんとお会いしたことも数えるほどです。
紙の原稿に触れる機会があれば緊張してしまうほど制作と離れた場所にいます。
そんな私ですが出版社で最も重要なことは新しい作品を作り続けることだと思っています。
マンガには常に新しさが求められます。ただしそれは作品の中だけではありません。
作家さん、編集部に新しい物語やキャラクターが求められている以上、営業もそれに応えなければいけません。
新しいビジネスモデルの検討、新しい宣伝方法の調査、新しい取引先との交渉、新しい管理システムの構築、新しい分野の勉強 等々
制作の現場に負けないくらい知識や技術を身に付け続けなければ作品のポテンシャルは最大限発揮できず、
制作のサイクルは鈍くなります。
新しさは我々営業にも求められています。
秋田書店は電子書籍以外にもたくさんの仕事が増え、新しい能力が必要になりました。
様々な魅力を持った方のご応募をお待ちしております。一緒に新しい作品を作り、盛り上げましょう。
羽深 俊
2020年7月入社 電子書籍部 配属
東京の片田舎出身。大学卒業後、電子書籍を取り扱うIT企業に数年間勤務。
当時マンガクロスで連載中だった『僕ヤバ』が面白かったことが決め手となり転職を決意。
周りの「編集者あるある話」についていけないのが秋田書店での悩み。