普通って、何じゃ?

同期と初めて会ったときのことは今でも覚えています。

4か国語を操るシティーガールW、猟銃免許を持っているピアスが印象的なA、
お笑いをやっているつぶらな瞳のM、パキスタン人と友達になれるバランサーのN。
顔合わせ会場の東京ドームシティ最上階でお高いランチを食べながら同期の煌びやかな話を聞き、
「私ってなんて普通な人間なんだろう…」と絶望していました。

生誕から大学まで地方でのびのびと過ごし就職を機に上京してきた私は、
同期のような秀でた能力も人とは違った面白い体験もありません。
これからこんな凄い人たちの中でやっていけるのかと自分の普通さに若干のコンプレックスを感じながら、
文京グリーンコートの広場で桜をぼんやり見ながら入社しました。


あれから1年、
同期以上にユニークな人生を歩んでいる先輩方と出会い、仕事中に涙が溢れそうになるくらい自分の心に染みた作品を読み、
アニメ化作品の声優イベントでファンの方々の熱量を目の当たりにし、初めてのハーフマラソンで完走する(…!?)など、
たくさんの人や作品と出会い色々な経験をさせていただきました。

そして思いました。
「普通って何だろう?」と。

「普通」とは自分自身が決めた世間一般の価値観でしかなく、立場や環境を変えると全然普通ではなかったりするのです。
添付写真の到底賞味期限内には飲みきれんような牛乳の陳列も、さりげなく施しとる方言も、
その土地に暮らす人々にとっては「普通」のことなんじゃけど、別の環境で暮らす人々からしたら「普通ではない」んですよね。
ほんまに当たり前のことに1年かけてやっと実感を持って考えられるようになりました。
(おっと、方言が出すぎましたね。)


長々と書いて何が言いたいのかといいますと、「貴方はそのままでとっても素敵なんだよ★」ということです。
こと就活においては周りと比較して、自分の普通さに打ちのめされることも多いと思います。
けれど、何の気なしに楽しんでいる趣味、好きな作品、学んでいることなど、
すごく興味を持って話を聞いてくれる人が実はたくさんいます。少なくとも秋田書店の皆さんがそうです。
安心して自分のことをありのままに話してみると良いのかなと思います。

まだまだひよっこなくせに偉そうに書いていましたが、私も皆さんの素敵なお話を聞ける日を楽しみにしています。
無理せず頑張ってください!

S.Y. 2025年4月 入社
同年 電子書籍部 配属
広島県出身。
大学卒業後は電子書籍の取次会社へ入社。
もっと作品の近いところで仕事がしたい!と思い、一念発起して第二新卒として秋田書店へ転職しました。
同期が眩しいです。