自分の名前が大嫌い。
ページを開いていただきありがとうございます。
出版社、秋田書店への就職に興味を持っていただいてる方に、自分なりの形で漫画の素敵さ、編集という仕事の面白さを伝えられればと思い、場所をお借りします。
3つありますのでご興味そそられるものだけでも…。
ちょっと長くなってしまいましたが、よろしければご笑覧ください。
①作品公式XへのDM
とある病気を抱えた主人公が周囲の優しさに触れ癒されていく、という作品を私が担当させていただいていたのですが連載中の2022年3月、とあるDMが公式Xに届きました。
内容は「幼馴染が同じ病気になり絶望していたが、この作品に出会えてとても大きな支えになった」というもの。
自分が携わっている仕事が見知らぬ誰かの力になっているとは想像だにしていなかったので、とても興奮して先生にご連絡したのを覚えています。
自分が漫画を描いているわけではないので烏滸がましいかもしれませんが、漫画という多くの人が親しむメディアに携わることの凄さ・刺激を感じた、入社して一番嬉しく印象に残っている出来事です。
②一番の読者
入社してそれなりに年数が経っておりますが、今でももちろん漫画が大好きでジャンル問わず色んな作品を拝見しています。
続きを楽しみにしている作品は数あれど、自分が担当させていただいている作品以上に続きを心待ちにしている作品はありません。
その作品が好きというのはもちろん、作家さんが苦心の末に物語を生み出す過程を見て、形となった作品の一番の読者になれるわけですから。
そんな自分が楽しみにしてやまない作品を早ければ週1回、遅くとも月1回は一番最初に読むことが出来ます。
考えてみればとてもすごいことです。
最初の読者になるというのは大きな責任が伴う大事な仕事ですが、担当作品が複数あればそれを月に何回も味わうことが出来る。
こんな素敵な刺激をたくさん得ることが出来る仕事はそうそうないのでは…?
編集という仕事の大きな魅力の1つだと思います。
③名前が大嫌い
私の名前は世界的超有名漫画のキャラクターが由来となっておりまして、
この世に生まれた瞬間から漫画の影響を一身に受けております。
しかしこの名前、小学生の時は大層イジられまくりました。
皆が知っている作品、キャラクターなので話したこともない同級生からイジられるなんてこともいっぱいありました。
あまりにもすごかったので親に「なんでこの名前にしたのか」と喚き散らしたことも。
あの時の親の困った顔は今でも思い出せます。
そんなこともあって私は自分の名前がずっと大嫌いでした。
時が経ち秋田書店の入社面接。
出版社の就職活動で自分の名前をアピールしたことはなかったのですが
1次面接で「キミのこの名前ってもしかして…」とツッコんでいただいてから驚くほどスムーズに
面接が進み内定をいただくことができました。
入社後ご縁があり、名付け親である(※勝手に思っているだけです)超大御所先生にもお会いでき、とても感動したことを昨日のことのように覚えています。
作家さんや仕事で初めて会う方々にも覚えてもらいやすいですし、今では持ちネタの一つとして使わせていただいております。
この名前のおかげで自分の夢であった編集者になれて、仕事におけるコミュニケーションでもかなり助けてもらっています。
昔は嫌で嫌で仕方なかった名前ですが、漫画に関わる仕事をしている今では誇りすら感じております。
親には大感謝です。
漫画が人に与える影響はとても大きく、もしかしたら人生を変えてしまうほどかもしれません。
そんな漫画というメディア、作品を生み出す作家先生とお付き合いをするのはきっと想像するより簡単ではありません。
辛いことも悔しいことも(もちろん嬉しいことも)いっぱいあります。
それでも漫画に携わりたい、編集者として働きたいという方がいらっしゃいましたら是非秋田書店で一緒に働きましょう。
あなたが漫画にどんな影響を受けたか。
漫画のおかげでこんな体験が出来たなど。
お話を聞けるのを楽しみにしております。

H.S.
2011年 入社
2011年 週刊少年チャンピオン編集部
2023年12月~ デジタルメディアコミック編集部
千葉県出身。
小さい頃からずっと漫画を読んで育ってきました。
就活では出版社一本で運よく秋田書店に拾っていただき現在に至ります。
