社長メッセージ
四大週刊少年誌の一翼を担う「週刊少年チャンピオン」は、2020年に創刊50周年を迎え、
少女誌「月刊プリンセス」も1974年の創刊から45年以上に渡り、皆さんに支持されてきました。
今、出版業界を取り巻く環境は変化しています。
デジタルデバイスの普及にともない電子コミックスの売上が大幅に増加しているなど、
紙や電子出版のあり方は今後ますます変化するでしょう。
けれども、漫画という文化はかならず残り、私たちが面白い漫画をつくることに変わりはありません。
漫画家さんや編集者の「やりたい」と思う気持ちを尊重し、
自由性をもたせた幅広いテーマの作品を通じて人間として大事なことを読者に伝える。
それこそが、秋田書店らしさです。
しかし、いい漫画は待っていても向こうからやってきません。
編集者一人ひとりが好奇心を持ちながら自主的に行動し、
漫画家さんに寄り添いながら粘り強く努力することで「無から有」を生み出すことができるのです。
たとえ、失敗してもかまいません。
失敗の先にこそ、本当の成功があるからです。無駄だと思うことが良い結果を生むことだってあるのです。
2023年に秋田書店は創立75周年を迎えます。
創業者の願いであった創立100周年を実現するためにも大切な礎となるのが「人」です。
秋田書店の家族的な社風はそのままに、
努力がしっかりと認められる評価制度や働き方改革などにより従業員の働きやすい環境を整備し、
「がんばりたいと思う人が、がんばれる会社」を目指し、これまでにない楽しめる作品を生み出していきます。
私たちは、個性豊かで社交的な、そして、積極的に行動する自主性の高い方をお待ちしています。